あれから5年~前震の日
5年前の今日
大きな地震に襲われました。
夜になりそろそろ寝ようかなと思っていた時
突然、雷が落ちたような強い衝撃のあと
激しく揺れ始めました。
あれ程の激しい揺れは人生初
衝撃が大き過ぎて一瞬頭が真っ白になりました。
横揺れなのか縦揺れなのか分からない程めちゃくちゃな揺れ方で動揺し歩くこともできないほど
揺れがおさまると、とにかく外に出なくてはと家族と一緒に近くの公園に避難しました。
その事も続く余震
暫くして避難所へ行きました。
ある学校の体育館へ行きましたが続く余震の中で揺れる度に悲鳴が上がり照明がゆらゆら。
建物の中は危険かも知れないからと運動場へ移動。シートを敷きその上に毛布を敷き毛布にくるまって一晩過ごしました。
妹夫婦が持って来てくれた毛布と避難所で貸して頂いた毛布のおかげで寒さをしのぎ
避難所でペットボトルのお水も頂きました。避難所の方々はとても親切でありがたく思いました。
地面の上で一晩過ごすのも人生初、無事でありがたい気持ちとこの後どうなるんだろうという思いで真っ黒な空を見上げながらすごく複雑な気持ちになりました。
翌日の朝、うちに帰ると割れた食器、棚の本やその他色んな物が床に散乱していて唖然としながら掃除をしました。
その時は翌日本震が来るなんて知る由もありませんでした。
そして地域の方々はお互いに声を掛け合い安否確認。
その日の夕方から地域の避難所も設けて下さいました。
避難所でそして、住んでいる地域で有事の際に感じた人のあたたかさは忘れる事が出来ません。
皆さんが助け合う姿を見て改めて大切な事を学びました。
何かあったら誰かが孤立しない様に迷わす声を掛け合う事やお互いに協力する事って本当に大切だと思いました。
地震のショックは大きかったのですが人のあたたかさに触れた事が大きな救いになりました。
どんな時にも必ず救いはあると思えた出来事。
この事は絶対に忘れてはいけないと思っています。(次回は本震の日について書かせて頂く予定です。)
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。