夜食で太り、ご飯のおかわりで太り、ストレスでやけ食いしてリバウンド
大きなリバウンドの始まりは23歳頃だったと思います。その頃には少し太り始めてはいましたが夜食はしないなどの自分で決めたルールは守っていました。
ある日、夜に来客がありお土産のお寿司をすすめられ
最初は断ってましたが何度もすすめられたので断りきれずついに夜食をしてしまいました。
海鮮巻きを2切れ程度でしたが翌日の体重にはそれほど影響はありませんでした。
それで調子に乗ってしまい「少しなら良いかな?」と、夜食を繰り返す様になってしまいました。
もともと食いしん坊、夜食を始めるとどんどんエスカレート。
結局、1日4食食べている状態になってしまいました。
それで、どんどん体重は増えて行きました。
その上、朝昼晩のご飯もおかわりする様になりました。
そうなると体重は増えるばかりであっという間に60㎏。太ったストレスでまた食べる。嫌な事があればまた食べる。
とにかく何かにつけて食べる生活が続きました。
そして家にこもりがちで運動もなし。
パートも長続きせずやけ食い。
その頃は嫌な事ばかりで楽しい事など1つもないかの様に思い込んでいました。(心が弱すぎたのかもしれません。)
毎日毎日、自分の欠点を悔やむばかり。自分が嫌になりました。
そして過去の嫌な思い出が頭の中で何度も何度も繰り返されます。
本当は心が苦しいのに、悟られまいと何事もないかの様に明るく振る舞いました。
結局、精神科を受診するまでの10年余り、原因不明の体調不良に悩まされました。
何度も何度も繰り返した体調不良の原因は体だけではなく心にもあったのだと分かるまでに長い時間がかかりました。(早く分かっていれば良かったのにと思いました。)
毎日毎日、動悸、めまい、頭痛、睡眠不足、憂鬱な気分が続いても「自分の心が弱いから。」「強くならなきゃ。」「もっと頑張らなきゃ!」
と今となっては鬱を悪化させる行動を知らずに続けていました。
ところがある日、テレビ番組で心療内科の存在を知り、心の病についても少し知る事が出来ました。
体調不良で何度内科に通っても神経性胃炎や神経性胃腸炎との診断を受けていた私は
「やっぱり心療内科に行くしかない。」と家族に付き添ってもらい受診しました。
そしてしばらく通って社会不安書とうつ病という事が分かりました。
20年以上も昔の話。
今ほど心の病についての情報もなく私にとって心療内科や精神科の受診は勇気がいる事でした。
しかし、余りの苦しさに「これ以上耐えられそうにない。」と藁にもすがる思いで受診。
始めての診察の時は泣きながら自分の状況を説明。とても動揺していたのではっきりとした記憶はありません。
そして、最初に処方して頂いたお薬は私には強かった様なので他のお薬に変更して頂きました。
心を落ち着かせる薬と脳内物質のセロトニンを増やす薬です。
「○○さんは自分でセロトニンを出す力が不足しているので薬で補います。」との事でした。
カウンセリングとお薬の効果でだんだん自分が変わって行くのが分かりました。
しばらく通院したら不安や緊張が和らぎ明るさも元気も出て来ました。
そのおかげもあり常に憂鬱な状況から解放されました。
その後も調子が良かったり悪かったりを繰返しましたが今は落ち着いています。
本当に心療内科を受診して良かったです。
今回は食べないダイエットで一時は痩せたもののリバウンドが始まった頃のお話しをさせて頂きました。
過去を振り返りながら書かせて頂いているので多少暗い部分もありますが
今が落ち着いているからこそ、こうして過去を振り返る事が出来ている事を本当に感謝しています。
次回からもあと少し過去の振り返りは続きますがお付き合いいただければ幸いです。
本日もご訪問ありがとうございました🙇